管楽器を吹くひと
●どんなことが学べるの?
ケーススタディ①
室内楽やアンサンブルを組んでいて、自分たちの編成に合わせたアレンジをしたい。
おすすめは楽譜ソフトでの編曲!
管楽器や弦楽器の作編曲をするためには、J-POPのような歌モノや、ピアノ・ギターのような和音を鳴らせる楽器とは別の考え方で作り進める必要があります。いくつかの楽器が集まってひとつの和音を奏でるので、誰がどの音を出すのかをうまく調整しないときれいに仕上がらないからです。そこで「和声法」というガイドに頼りながら、聴いて美しい&演奏して楽しいアレンジテクニックを身につけていきます。
講師の作例を聴く ⇒ 🎻 オーケストラ編成|🎷 ビッグバンド編成
ケーススタディ②
作った作品を、楽譜としてだけでなく「音」としてきちんと聴ける形にしたい。
おすすめはDTMソフトでの編曲!
プロの現場では、まずPCで曲のモックアップ(模型)を作り、それを生楽器でスタジオレコーディングして作品を形にしていきます。下の画像のように、ステージ上に楽器をシュミレートするソフトで奏者を配置しながら進めることもあります。レッスンでは、クラシック系の音楽の場合は小編成の室内楽から大編成の吹奏楽や管弦楽まで、ポップス系ではビッグバンド編成で、合奏スタイルの打ち込みにチャレンジします。
🎺 冒頭の動画の音楽は、レコーディングせず全てPC上で作られています。
ケーススタディ③
演奏の質を上げるために、曲についてもっと理解できるようになりたい。
おすすめはアナリーゼ!
アナリーゼというのは楽曲分析のことで、既存の曲がどういった要素・構成で作られているのかをじっくり見ていく作業です。和音の進行や転調はもちろん、「この楽器のこの音は全体の中でどういった役割を担っているの?」といったことも、クリアにわかるようになります。